[136] マッキアイオーリ展
[2010/02/07/02:37]
投稿者: 桂田 【-】【-】
24 久しぶりの掲示板への書き込みは東京から・・・のつもりでしたが、結局名古屋に戻ってからの書き込みです。木、金と出張で東京入りしたんですが、折角なのでプライベートでもう一泊して展覧会を観てから名古屋に戻ろうと言うわけなのでした。

で、実は金曜日が午後3時すぎに予定の仕事が終わったので、ここぞとばかり観てきました。まず最初の行き先は東京都庭園美術館。「イタリアの印象派 マッキアイオーリ」展です。

公式サイトはコチラ。
【LINK】

「イタリアの印象派」とありますが、フランスの印象主義みたいなライブ感に比べて、まだまだ古典的な感じで大人しい印象でした。まず構図がばっちり決まってる作品が多い。それから、意外と内省的な主題が多い。しかし、土地柄なのか明暗が強くてドラマチックな作品もチラホラ。ヴェネツィア派的な色彩に通じる色使いもあって、結構多様でした。個人的には、明暗と色彩の同居がきちんと描き分けられつつ、主従が明確なところが心地よかったです。大半が油絵でしたが、色の重ね(とくに明るい部分)がちょっとオイルパステルで描くのに似てるのかも・・・とも思ったり。

作品点数は沢山ありましたが、中でも多かったのがシニョリーニ、ファットーリ、レーガという面々・・・なのですが、恥ずかしながら、見事に皆さん初耳でした。シニョリーニのセッティニャーノでの風景画群とか、ファットーリのコントラストの強い日差しの風景画とか、レーガの描き手の心情を反映したような人物画群は、今回まとめて展示されていたので、それぞれのスタイルがよくわかったように思います。荒削りであっても決めるところを決めてるように見えるのは、やっぱりはじめの構図組みがしっかりしてるのかなー・・・実際の制作スタイルはわかりませんが、画題・構図ともに結構練ってから描かれているのではないかと思いました。なので、印象主義というより写実主義的な感じがしました。バルビゾン派とかクールベとかに近い?
あとは、ダンコーナ「話をする女性」、カンニッチ「咽を潤す人たち」、チェッコーニ「リヴォルノの古着回収の人々」、トンマージ「田園詩(逢瀬)」あたりが良かったです。

ところで、この「マッキアイオーリ」という言葉、「マッキア(斑点)」で描く画家たちという意味で印象派や野獣派同様に侮蔑的な意味合いもあったみたいです。と、解説パネルにあったのですが、その中に気になる一文がありました。曰く「すでにティツィアーノなどの巨匠たちが下絵を描くのに用いていた、色の斑点ですばやく対象の明暗をとらえる技法」とのこと。たしかに、ヴェネツィア派の色彩は固有色由来に違いない(つまり、「おつゆ描き」の彩色ではない)と思える色が多々ありますし、だからこそ配色バランスが構図にマッチしてるんだなぁ・・と思いました。
実はこれ、私がオイルパステルで描く時のアプローチに共通してます。時間をかけて描く油絵では、構図は線から作る癖があって、描きながら色の配置を考えることが多いんですけど、短時間で描くオイルパステルはいきなり色の配置から入ってます。ティツィアーノはとても好きなんですけど、今までその理由は意識しませんでしたが、よく考えたらオイルパステルはじめてから好きになったかもしれません。それで無意識に、配色バランスとアプローチに共感していたのかも・・・。
ちょっと逸れましたが、マッキアイオーリの画家たちにもヴェネツィア派の「色彩で観る」アプローチが受け継がれているのは違いないと思います。で、それが様式美から離れて写実に目が向いた形なんでしょうか。宣伝コピーなんでしょうけど、「イタリアの印象派」と片付けてしまうのにはもったいないような気がします。これは「イタリア絵画の伝統に根ざした写実表現」とでも言うべきではないかなぁ・・・。

それはそうと、この庭園美術館、もともと朝香宮邸だった建物が迎賓館などを経て美術館として利用されているという事なんですけど、とても瀟洒でいい雰囲気です。そのためかちょっと照明に難ありな箇所もありましたけど、絵を観る場所としては殺風景な近代的な美術館よりも好みです。話がそれますが、興味深い石材をふんだんに使っているのも建物の特徴で、そっちにも目が行きました。サイエンス・ギャラリーとしての活用も悪くないかも・・・。
図録を見て後で気がついたのですが、曇り空を描いたように見えた作品があったんですけど、それは額縁の影が作品に落ちていただけだったみたいです。私は影の落ちた曇り空の方が好みだったんですが、そういう見方を提供してくれる点では、このライティングもありなのかも・・・と許せてしまいました。

なんだかとりとめがなくなりましたが、ひとまずマッキアイオーリ展の感想でした〜。

[135] ドバイより
[2009/11/18/15:50]
投稿者: 桂田 【-】【-】
53 とし坊さん、
昔ながらのHPと最近のブログとはたしかにレスポンス頻度がかなり違ってますよね。私のウェブサイトも、かつてはこの掲示板のやりとりがメインだったのに、ブログはじめてからアクセスの流れが大幅に変わりました。


さて、ブログの方にも書いてますけど、またまたシリア出張でして、現在乗り継ぎのドバイからネットにつないで書き込んでいます。

そうそう、しし座流星群を大阪・ドバイ間の夜間飛行中に見ました。高度約1万メートル、時速数百キロの移動ではどう見えるのかな??なんて思っていましたが、ちゃんと流星でした。
旅客機の窓という限られた視野ながら、目線より下まで星が見えるのと、流星群の輻射点がきちんとわかるのは面白かったです。主翼の灯りがなければもっと見えたと思うんですが、まぁ、それは仕方ない・・・。

今回の出張、実は直前(関空の搭乗ゲートで)に先発隊から留守隊長経由で連絡がありまして、考古庁から地方に調査許可がとどいていないので調査できないかもしれないとか・・・もう恒例となった波乱含みスタート、今回もいろいろ交渉しなおしから仕事がスタートしそうです・・・。

[134] ご訪問ありがとうございます
[2009/11/07/08:32]
投稿者: とし坊 【-】【-】
26 旅日記見ていただいとのこと。ありがとうございます。
昔ながらのhpのまま運営しているため、ブログのような反応がなかなか期待できないんで、嬉しいです。
レストランのほうはなかなか覗けないのですが、初日はいろいろ楽しい出会いもありました。

ここ数日、旅の疲れがちょっと出てしまいました。でもインフルだけは大丈夫です。

[133] コラボしたいなぁ
[2009/11/07/01:50]
投稿者: 桂田 【-】【-】
24 とし坊さん、こんばんは。

ご旅行お疲れさまでした。旅日記を拝見してきました。晩秋のニューヨーク、楽しげですね。私はこう見えて米国は未踏の地でして、いろいろ新鮮です。

ご紹介の料理店でのオイルパステルの個展、ご盛況のこととお察しします。コラボではないとのことですが、テーマがしっかり調和がとれていてコラボ的ですよ。しかし、おっしゃるように料理人も展示作に合わせてくれたり、ライブペインティングのイベントなんか出来たりすると良さそうですよね。作る、描く、見る、味わう、そしてまた描く・・・三者(四者?)の一体感って体験してみたいなぁ・・・。

[132] どうもすみません
[2009/11/02/07:52]
投稿者: とし坊 【-】【URL
26 ありがとうございます。
でも実は今回のはほんとのコラボじゃないんですヨ(汗)間借り人なんで…。
でもそういう企画が貼れたら絶対受けますよネ。私は31日深夜に帰って来ました。

[131] 遅ればせながら
[2009/10/23/00:33]
投稿者: 桂田 【-】【-】
24 とし坊さん、
またまたお返事遅くなりすみません。
お知らせ頂いていたオイルパステルの個展の情報を見に伺いましたら、ちょうどお留守の時期だったようで・・・とし坊さんのサイトにはご帰国後に改めてご挨拶に伺います。

しかし、食べ物を扱うお店で、そこのものを絵にした作品を展示するって楽しそうですね。私も食べ物のスケッチが多いので、そんな機会があるといいなぁ・・・なんて思ってしまいました。うん、機会みつけて売り込んでみよう・・・。

[130] クラフト展
[2009/10/08/14:06]
投稿者: とし坊 【-】【URL
26 誘われましたので参加してみましたが、チョット違う雰囲気でしたね(笑)
まあいろいろ経験ということで…。

リンク貼りましたヨ。
11月はいよいよ初のオイルパス個展です。

[129] Re: 了解です
[2009/10/03/23:34]
投稿者: 桂田 【-】【-】
24 とし坊さん、

お返事遅くなり、もうしわけありません。
リンクはいつでも構いませんよ。していただけるだけ光栄です。

ところでクラフト展とは、いろいろされるんですねぇ。10月とのことですので今や佳境でしょうか。ご成功をお祈りします。

[128] 了解です
[2009/09/29/23:05]
投稿者: とし坊 【-】【URL
26 でもごめんなさい。10月に飛び込んできたクラフト展の準備で忙しく、まだそのままにしてしまっています。
もうちょっとお待ちくださいね。

スケッチ、お褒め頂いて嬉しいです。
何しろ大人の邪魔をせずに遊びほうけてくれる二人だったので助かりました。

[127] リンクバナー
[2009/09/26/14:24]
投稿者: 桂田 【-】【-】
24 とし坊さん、こんにちは。

アイコンバナーですが、ウェブサイトの方は、トップページ右上の「info」をクリックして行けるページに置いてあります。ブログの方は「このブログについて」のところにあります。もちろんとし坊さん作のアイコンでもかまいません。
どうぞよろしくお願いします。

ところで、WetCanvas!にアップロードされていた、水辺で遊ぶ子供たちのスケッチはお見事ですね。私はどうにも息子が起きている時には描かせてもらえません・・・。

暗号: