Do I Think Different?

我が家の Macintosh 徒然草

2003年8月更新分: キスムネット事情。

お?! 久しぶりにこのコーナー更新しよ思うたら、いつの間にか前回から半年もあいてしもてますがな。その間の変化としては、4月に先進国ニッポンへ帰国したいうことがあります。けど、5月に僕の師匠の申請してた海外研究プロジェクトいうんに国から助成金がつきまして、7月半ばよりまたまたケニア入りすることになったわけであります。今回は前のような役得、やなかった、優遇された立場での渡航と違うて、飛行機もエコノミークラスやし、調査隊の下っ端として先んじて隊員の宿確保したりレンタカー借りたりせんとあかん立場なわけです。幸い調査地が大きな街の近くやからホテル暮しできてるいうんはアフリカ調査隊としてはかなり恵まれた環境であるわけです。今回は滞在先のキスムいう街のホテルから、この街のネット事情でございます。

ナイロビでは僕の前いたオフィスのISDN通してつなげてたり(どーでもええけど後任者に引き継いだとたんにあんだけ不通になってたISDNが調子ええいうのんはどないなってんねんな)、ホテルの客室からバルセロナでしてたみたいにニフティの海外ローミング使うてたりしてたんやけど、キスムのホテルの電話は今時オペレーター経由やしiBookつながれへん。どないしよ思うてたらホテルにビジネスセンターいうんがあってネット接続のサービスしてるいうんでんな。せやけど、やっぱりいけずなことにiBookつながしてくれはらへん。ホテルに1台だけほこっと置いたぁるウィンドウズマシンからやれいうことでんねん。まぁ、このホテルは去年からちょくちょく利用してたし全く知らんわけやなかってんけど、ほんまにぜんぜん進歩せぇへんもんやな。言うてもこのホテル、キスム市内では一番の高級ホテルでっせ、もうちょいその名にふさわしい設備を揃えたかてええんちゃうん? 6月はじめに泊まった倉敷のビジネスホテルかて館内全室にLAN敷いてしかも無料接続サービスしとったいうのに、やっぱり経済格差は大きいんやなぁ。まぁ、それはおいといてそのほこっと置いたぁるウィンドウズ使わしてもらうことにしましてん。

ポォー、ピポパポパ、ぴぃ〜ひょろろろろ〜。いう音して電話したはる。ああやっぱりなぁ、そらダイヤルアップ接続やわなぁ。ほんで、僕の入ってるニフティのウェブメールのサービスを開くわけです。開くわけです。開くわけです。・・いつ開くねん? 画面真っ白なままやん。3分たってまっせ。僕は30シリング払うて白い画面見てんのか? と思うたらやっと文字だけ出てきた。お、ちゃんと日本語も読めるでぇ。まぁ、入力できひんのんは当然やししゃあないとして読めるだけでもましやわな。ほんでさっそくログイン。あ〜また3分ぐらいかかっとるなぁ〜。英語しか入力できひんけどとりあえず家族に無事やでいう知らせぐらいしとかんとあきませんわな。愛妻からも何やらメール届いてるみたいやし。

そんで、ひととおりメール書いて送信ボタン押したら、またまた待たされて待たされて待たされて・・・。あれ? ちょっと遅過ぎひん? お〜い! もしもぉ〜し! かめよ〜かめさんよ〜! なに? 「Connection was terminated」やて? ほんまかいな。どんならん、ニフティはログインしたらログアウトせん限り課金されつづけるシステムなんやで。あかんやん。勘弁したってや。しゃあないし、もっぺん接続。つながったとこで再び「送信」ボタンをクリック。しばらくして「Not Found」。どうもタイムアウトしたらしい。これはとにかく送らんと進めへんので最読み込みを繰り返すこと何回か。もうなんべんやったかわからんようなってからようやくメールが送れました。疲れてログアウトしてやめたら、44分の利用で440シリングの請求。日本円で700円ほど。短いメール1通でそんだけかかっとったら国際電話したほうがええでんな。せやけどそんな状態で2週間使うておりました。

ホテルの向かいにサイバーカフェがあって、ちょっとのぞいてみよいうわけでほんまにのぞいたら停電。ことごとくついてへんなぁとみじめな気分でキスム市内を歩いておりますというと、やたらサイバーカフェがあるんですな。去年は気付かんかったけど1分1シリングやとか書いたぁる。ホテルの10分の1。なんぼなんでもホテルもぼったくっとるもんやなぁ。せやけど、しょっちゅう満員で待ってはる人もいてる状態。今回は調査隊として動いてるのでそうそう時間も自由に使われへんいうことで、結局2週間たってからサイバーカフェを利用する運びになりました。実は、日本でもサイバーカフェは利用したことなくてアジスアベバでしか経験なかったもんやから、いまいちまだシステムもようわかってへんかったんですな。いわれるままにネットサーフィンはじめました。例によって、日本語読めはするけど書かれへんいう状態で英語でメール書いたり掲示板に書き込んだりするわけです。日本のサーバーにつなぐのでやっぱりちょっと時間はかかるんやけど、ホテルに比べたら雲泥の差であります。

そんで次の日、ダメもとで自分のiBookもってってつながしてんか〜いう交渉をしましてん。はじめはそないなサービスしてまへ〜んいう返事やってんけど、使うマシンがちゃうだけやんか、折角長時間接続のお客さんがきてるのんにみすみす追い返すこともおまへんがな、いうふうな話をしてたら結局つながしてくれることに相成りました。そんで用意されたんがイーサネットケーブル。それに設定用のIPアドレスとかサブネットマスクとか。IPアドレス?! そやねん。驚いたことに専用線のLANが来てまんねん。どおりで速いと思うたわけや。そうして2週間ぶりに溜まってたメールも読めたし掲示板への書き込みもできました。いや、ほんま、去年はナイロビですらISDNが最高やったのに専用線きてるとはほんまにびっくりしました。キスムに来る途中、道すがら電柱の電線も相変わらずほっそいほっそいケーブルで途中でちぎれてたりするし、いっしょに電話線わたしたりしてんのを見てきて、これやとネット接続できるだけでも奇跡的やわなぁなんて思うてたとこですねん。それが常時接続のブロードバンド。ケニアを見直してしまいましたがな。

そういえば去年事務所にISDN導入するとき、リース・ラインいう項目があったんを思い出しました。そんときはそれがごっつい高額やったんでISDNにしたわけなんやけど、それがこの常時接続やったわけでんな。そら、サイバーカフェなんかやと初期投資だけかければあとは需要あるわけやし使う価値あるわなぁ。うんうん。せやけど、前に新聞にあった記事によると、東アフリカだけが海底光ケーブルがきてへんいう話です。アフリカでも西側と南アは大西洋をはさんでアメリカ大陸からきてるんやけど、それが南アからはマダガスカル通っていっぺんに中東にいってしもうてるいうわけです。せやから、実際はナイロビからロンドンに衛星回線でとばしてるいうことです。友人が調べたことあるねんけど、ほんまにナイロビからロンドンのサイトにいってあと、イギリスの中とヨーロッパをちょこちょこまわってから日本まで行ってるそうな。そーゆー点ではネット世界からいうたら孤立した立場なわけなんやけどエチオピアに比べたら遥かにましやし、こうして自分のマシンつないでそこそこストレスレスにやりとりできるんやからこら満足しとかなあきませんな。ほんま。常時接続にしてはちょっと遅くて日本のADSLとかよりも遅い感覚なんやけど、そんなんはもうどーでもよろし。予想外の便利さにもう嬉しいて嬉しいてこんなに長い文章書いてしもたがな。そーゆーわけで、予想外の展開のキスムネット事情でございました。


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