2008年9月17日

Tシャツ(その2)
時刻: 23:12 | 技法: オイルパステル
かなり前になりますが、Tシャツの買えるウェブ展覧会、INFOCUS AWARD 2008という催しに参加して、このブログ上でも宣伝させてもらっていましたが、それで注文していたTシャツがようやく本日届きました。いやはや実に発注から4ヶ月。尋常ではない遅れにこちらのイライラもピークでしたが、なんとか私がヨルダンに行く前に届いてほっとしています。ということで、注文しっぱなしで不安に思われていた方もいらっしゃるかとは思いますが、そのことについては本当に申し訳なく思っています。
というわけで、届いたのでそれを描いておきました。これにプリントされているのはこの出品のために描いた作品(詳しくはコチラ)。画中画ってことになりますねぇ。
ちなみに、Tシャツ自体の作りはなかなかいいです(元アパレル関連企業勤務の妻の目にも良いそうです)。今の日本の美術市場から離れた形での創作活動を支援するという目的も、非常に良いと思います。しかし、納品の非常識な遅れとそれに対する必ずしも誠実とは言えない対応は、まことに残念としかいいようがありません。このマイナス点は、作品を気に入って買ってくれた人に対しての信頼関係をそこないかねない重要な問題です。一体そこんところはINFOCUS側はなにか保障できるというのでしょうか。理念ばかり先走って現場を理解していないビジネスは成り立ちません。スタッフが美大卒だったかで作家の視点に立てるというのをウリにしていても、かえって"アート"畑の甘さと無知っぷりが露呈していると思います。ついでに、私が先月ナイロビから書き込んだ掲示板の書き込みを抜粋しておきます。
↓ここから掲示板より抜粋↓
あまりに遅いので問い合わせというか苦情のメールも送ってたんですが、注文に製造が追いつかなくて遅れている旨の定型文が送られてきただけだったので、少々心配しておりました。やたらとプロモーションしておいて見通しがきかない見積もりミスについての謝罪はなく、まるで注文した方が悪いかのような姿勢には正直言って憤りを感じましたし、そもそも最初の納期2ヶ月が注文確定後に分かる仕組みになっているとか、季節もののTシャツを販売するのに着る側のことを全く考えていない対応には商売をする者として不誠実としか言いようがありません。が、表現者を支持し、美術市場から離れた活動の裾野を広げようという理念は、評価しています。まだモノが手元に届かない段階でこんなことを言うのは良くないかもしれませんが、美術の裾野を広げるには"アート"であることが免罪符であるかのような甘えた認識を改めなければ、効果は期待できないと思います。
ちょっと話がずれるかもしれませんが、このINFOCUSの顛末から、拝金主義で物質的な豊かさしか大事にされないこの時勢に、本当に大切な豊かさが見直されるのは難しいのかなぁ・・・などと思ったのでした。

いただいたご感想とそのお返事など
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桂田さん、ヨルダンでご無事に「アラビアのカツラダ」されてますでしょうか? 投稿者 : June | 2008年9月24日 03:40 |
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Juneさん、 投稿者 : 桂田 | 2008年9月26日 22:07 |
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