2007年2月12日

パン(その24)

時刻: 21:42 | 技法: オイルパステル

黒い紙にバゲットを描いてみました。長ーいバゲットなので半分に切って並べました。光の方向は前にセッティングしたのとは逆です。
これだけまっ黒な紙に描いたのは初めてですが、かなり苦労しました。まず、使い慣れた色がちがって見える! さらになかなか色が定着しなくてなんとなくソリッドな感じ(としか書きようがないです、語彙不足でスミマセン)になってくれない・・・影を描こうにも紙以上の黒がないので、影以外を描いて影を描くという逆転の手法になりました。でも、何もない闇の存在がかえって劇的な空間を作り上げる様は感動的でもあります。

追記:
この後、何度か影に手を加えました。実物はすぐに食べてしまったので再現できず、想像したり外国のフォーラムサイトで助言をもらったりしながら2月16日に一応完成としました。その絵は英語版のOil Pastel Blogに載せましたのでよろしければご覧くださいませ。

いわゆるWeb拍手です。→

いただいたご感想とそのお返事など

おお、スポットライトを受け、闇の中に浮かび上がるパン!CARAVAGGIO髣髴でございますヽ(^o^)丿。特に切り口のやや乾いた質感、こんがりと焼けた皮の手触りまで伝わってきます!
いやぁ、神聖な光とキリストを暗示するパンと言った、まるで宗教画のような雰囲気さえ漂ってますね〜☆

え〜っと、突っ込みじゃないのですが、向かって左のパンが影によって浮いて見えます(^^;;。先に影の入れ方によるトロンプ・ルイユについて教えていただきましたが、影って使い方で凄い効果をもたらすものなのですね。

投稿者 : June | 2007年2月14日 02:56


Juneさん、
コメントありがとうございました。描いた時にはぜんぜん気にしていなかったのですが、思いっきりキリスト教的な題材ですね。非クリスチャンなパン好きはただ単にパンを描きたかっただけなのですが、外国の方(多分キリスト教徒)からも宗教的な示唆のコメントをもらってビックリいたしました。なるほど21世紀でもこうなら16世紀の反応たるやスゴかったでしょうねぇ。
さて、ご指摘の浮遊現象ですが、やっぱりこれ、浮いてますよね〜。でも影はこのように見えていた(と思う)のですよ。パンの底面の凹凸のせいか、はたまたイエス・キリストの奇跡か・・・。パンが浮くといえばマグリットですが、あれってもしかしてキリスト教的な視点なのかも、などというのはこじつけすぎですね。あ、脱線しすぎました。失礼しました。これ、もうパンを食べてしまったので再現は出来ないんですけど、絵としてもうちょっと自然になるように手を加えてみたいと思います。といいますか、昨晩加えたんですが、また折をみてどこかにアップしますのでまたご指摘いただければと思います。

投稿者 : 桂田 | 2007年2月14日 08:56


こんばんは。
絵について細かいことはよくわかりませんが、背景が黒だと、パンがひときわ目立ちますね。

夏にスペインで絵画を沢山見ましたが、Juneさんがおっしゃるようにまるで宗教画のような感じですね。

投稿者 : オット | 2007年2月15日 23:40


オットさん、
コメントありがとうございます! おっしゃるようにコントラストの強さ、インパクトありますよね。今まで茶色などの中間色の背景に描いたのは何度かありますけど、真っ黒ははじめてだったのでそれを実感しました。百聞は一見に如かずと言いますが、さらに百見は一描に如かずかもしれません。ということは万聞は一描に・・・違うか。
で、スペインで多くの名画をご覧になったオットさんに言われるとなんだか嬉しくなりますが、スポットライト的な明暗はキリスト教の宗教画のような神聖さに通じるかもしれません。

投稿者 : 桂田 | 2007年2月16日 00:54


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