2007年1月9日

木製パズル
時刻: 23:59 | 技法: ペン
描くネタを探して室内をうろうろしていたら(最近慢性化して来た・・・)、妻がどこからともなく持って来て組み立ててくれた木製のパズル。3つの部品をある順番で組み合わせるとこの形になるというもの。聞けば私がまだケニアに駐在していた頃にどこかで買ったものなのだそうです。なんで?
テーブルに置いて見たままをペンでスケッチしたので、机に落ちる影も電灯の下で複雑な形になっています。この手のものを描いているといつも思うのが、両眼で見ることの面白さ。右目と左目で違った角度で見えるものを脳内で遠近のある立体として認識しているので、それを平面に再現するとなるとどちらかの像が犠牲になるか妥協して形を描くかの軽い葛藤があります。そういう視差の問題はずっと気になっていてこのブログでも何度か触れてきましたが(たとえば菱餅)、こういった幾何学的なものは特に理屈で理解している姿と自分の描こうとするものとが顕著にずれてしまうのでいろいろ考え込んでしまいます。見ているもの、描いているものは真か偽か、リアリズムとはなんなのか、先人が到達した表現は何を描いていたのか・・・見つからない答えだけに、絵を描く楽しみってこんなところにもあるのかもしれません。

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