2007年11月8日

天然アスファルト

時刻: 23:59 | 技法: ペン

驚いた事に天然のアスファルトの地層がありました。実際に"採掘"しているところですが、手元にある1964年にソビエトが作った地質図にはありません。で、採掘現場を観察させてもらい、政府命令で写真を撮ることができないとのことだったのでスケッチしておきました。しかしこの後、採掘現場の人たちが困っている謎の硬い地層についても見てほしい・・とのリクエストがあって、別の露頭での撮影は許されました。
天然アスファルトなんて初めて見ましたが、普通の堆積岩の中に地層として産出しています。他ではどう出るのかわかりませんが、これ、実際見ないと信じられない光景です。どこからもとになる重油が来たのか、どうして地層として出るのか、間に挟まれた火山灰orシルト岩は何なのか・・・隊員の間は色んな説が飛び交い、本来の目的から脱線しまくったまま終わった一日でした。もう一枚あります。

いわゆるWeb拍手です。→

露天掘りになっているので、露出しているアスファルトを上から見て描いたもの。ぱっと見、溶岩みたいです。大きな礫を取り込んでいたりして、一度日中の熱で溶けたようです。サンプリングしましたが、どうみてもどっかの工事現場で取って来たようにしかみえない・・・これを信じる人はいないかもしれません。

いただいたご感想とそのお返事など

大変興味深いスケッチです。ヘディンのスケッチを思い出しました。写真よりインパクトがありますね。
今日は落ち葉を描いてみました。桂田さんに観てほしい作品です。



投稿者 : しげちゃん | 2007年11月11日 22:27


しげちゃんさん、
ありがとうございます。こういうスケッチは説明的になりがちですが、サイエンティフィックな情報をなるべく欠かさずに絵として見えるものにしたいなぁといつも思っています。
落ち葉の絵、拝見しましたよ。シンプルな線が色鉛筆(でしょうか)の色を引き立てていますね。たった1週間ですが、日本を離れていると日本の季節がすすんでいるのだと実感します。

投稿者 : 桂田 | 2007年11月12日 00:25


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