2006年1月11日

蜜柑(その3)

時刻: 23:59 | 技法: ペン

今日は鏡開きの日なので割った鏡餅でも・・・と考えていたのですけど、乾燥してカチカチに硬くなってカビまで培養しはじめたので数日前に割ってしまったのでした。そういうわけで、かろうじて鏡餅つながりということで上に載ってるミカンを描きました。
今までミカンはオイルパステルでばかり描いていたのでその対極にある線のみの表現のペンで描いてみました。最初は普通にテーブルに転がしたミカンを描いていたのですが、光線が散乱していて思いのほか難しく、途中で止めて横からの光をセッティングして描きました。ペンのストロークだけでミカンという物体を表現するのに、単純な一方向の光というものが視覚的に与える印象(=視覚を通して脳内に結ぶイメージ)は結構重要なのだと思いました。ついでにボツにした方の絵も載せておきます。

いわゆるWeb拍手です。→

これがそのテーブルの上に転がしただけのミカン。途中でこりゃあかんわと匙、いや、ペンを投げそうになり光をセッティングして描き直したという訳です。

いただいたご感想とそのお返事など

対象物への一方向光線は視覚的にもインパクトがありますね。画家にとって明暗のコントラストがある方が対象物を捉えやすいのでしょうか?
CARAVAGGIOトマトもですが、レンブラント光線にしても、対象を陰影を持った存在として浮かび上がらせるような気がします。画家もその視覚的効果を自らの内(脳内)に発見し、画面に応用したというこのなのでしょうか??

実は昨日、何度も↑愚コメントをトライしてしまいました(^^;。CGIトラブルが解決して良かったですね〜☆

投稿者 : June | 2006年1月14日 00:38


Juneさん、
そうですねぇ、明暗は物の形を理解するのにとても有効な材料だと思います。実物を平面上に再現的に「描く」のはどうしても制限が出てきますから、造形と存在感を効果的に表現するにはこうした光の効果はとても重要ですよね。
先人の画家の明暗表現、認知科学的な認識がどれほどあったのかはわかりませんが、実際に描きながらでも明暗の効果を摸索していたのではないか・・・と考えると面白い物があります。

ところで、昨晩も書き込みトライされていたとのことで、申し訳ございません。ご面倒をおかけいたしました。

投稿者 : 桂田 | 2006年1月14日 03:19


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