2005年12月11日

婦人靴(その12)

時刻: 23:31 | 技法: 鉛筆

昨日のブーツです。左足の方を寝かせて裏側から描いてみました。昨日の右足よりももう少し下からの角度です。
通常見慣れない角度で物をみてそれをデッサンすることは実に刺激的です。先日の言語的思考にも関連しますが、ブーツの各部位を別々に記号的に理解しているとその先入観を排除しなければ見えてこないもの、描けないものがあるように思います。

いわゆるWeb拍手です。→

いただいたご感想とそのお返事など

みごとな短縮法によるブーツですね!
え〜っと、勝手に「マンテーニャ・ブーツ」と命名したら奥様に叱られますでしょうか?(^^;;;

>一点透視で空間を遠近法的に正確に認識して目に入る像を捉えられれば

正確な認識と観たままの視覚に忠実であること...なのでしょうね。今回のブーツも桂田さんの画家としての眼の凄さを感じました。
本当に勉強になりました。ありがとうございました!

投稿者 : June | 2005年12月13日 00:56


Juneさん、
マンテーニャ・ブーツですかぁ。響きは悪くないですね。なんとなく、そういうブランドがあってもおかしくないような気がしますねぇ。
で、そのとおり、「短縮法」の出現したルネサンスの意識のあり方は客観的な見る側の視点を想起させます。マンテーニャの「死せるキリスト」はそれまでの中世とは明らかに違ったインパクトがあったでしょうね。
「正確な認識と観たままの視覚に忠実であること」の再現的な描写は3次元を2次元に表現する時点で終わりのない追求ではありますが、描かれた絵と対話を突き詰めて行くのは神に近づく恍惚感をもって当時のヨーロッパの写実表現を支えていたんだろうなぁと思わされます。

投稿者 : 桂田 | 2005年12月13日 08:56


ご感想をどうぞ。

(宣伝目的の書き込みはご遠慮くださいね)




次回の入力手抜き機能は オンオフ