2005年10月13日

古書
時刻: 23:50 | 技法: ペン
先日祖母の家に衣替え&模様替えの手伝いに行ったおりに出て来た古い本。面白いのでどうせ処分するのならと貰ってきました。昭和11年発行の「現代書翰教典」。
これは手紙の文例集なのですが、候文と口語文が併記されています。一ヶ月毎に時候の挨拶はもちろん、色んな内容の文例が載っていて当時の世相が見えてくるようで見ていて飽きません。例えば今月ですと「展覧会参観に誘ふ」「暴風見舞」「茸狩に誘ふ」「松茸を贈る」「柿を贈る」「神宮競技大会の状況を知らす」「秋のころ故郷の友に」「菊花を見に誘ふ」「観菊に招く」「菊の花を贈る」の項目があります。昭和11年(1936年)と言えば日本がいわゆる大東亜戦争に突入して行った時代ですが、意外と庶民の生活は穏やかだったのが伺えます。21世紀の我々は、手紙が主要なコミュニケーション手段だった時代にはもう戻れませんが、これを眺めているといろいろ得るものがあるように思いました。
絵は何で描こうか迷ったのですが、ペンにしました。ところどころ破れたり裂けたりしている感じは出しやすいかなぁなんて思いまして。

いただいたご感想とそのお返事など
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きっとお祖母さまは筆まめでいらっしゃたのでしょうね。使い込んだぬくもりが古さと一緒に伝わってくるようです。お気に入りの辞書なんか破れても愛着があって捨てられないものがあります。お祖母さまの「現代書翰教典」も大切にされていたんだろうなぁ、なんて思ってしまいました。 投稿者 : June | 2005年10月17日 00:40 |
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Juneさん、 投稿者 : 桂田 | 2005年10月17日 01:20 |


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